五感を満たすとはどういうこと?

アーユルヴェーダにはこんな教えがあるんです 


 「わたしたちは五感を通じて、この世界とつながっている」 

 五感が静かであれば、心も静かでいられる 


 でも、現代の暮らしの中で 

視覚も、聴覚も、嗅覚も たくさんの刺激で疲れてしまっていて 

 気づけば  


“わたしの感覚”がどこか遠くへ行ってしまう… 


 だからこそ―― 五感を満たすということは 

 アーユルヴェーダにとって 

魂を癒すとても大切な行為なのだと思います 



 例えば 木漏れ日の下で ハーブティーの湯気を見つめる 

 肌に触れたオイルの温かさを感じとる 

 川のせせらぎやさざ波に耳を澄ませる 

 土の匂いや木々の青々さなどの 自然の香りを吸い込む 

 季節の野菜の甘みをゆっくり味わう 




 これらがすべてが 

五大元素(空・風・火・水・地)に 触れる瞬間 


風のような香り 

火のような光と温もり 

 水のような音のゆらぎ 

大地のような手触り 

空のような沈黙の余白 


 五感を通して自然に触れたとき 

わたしたちの内なる生体機能(ドーシャ)も 静かに整っていきます 



 アーユルヴェーダは言います 

 「癒しは外から与えられるのではなく 五感を通じて内側から生まれる」と 



 五感を満たすということは 

自分自身を癒す“入り口”に そっと 足を踏み入れ耕すイメージ 


 無理に変える必要はありません

 “今ここ”を感じるだけでよいのです 


 ほんの少し、呼吸に気づき 耳をすませ

手に触れ、香りを味わう 



それだけでわたしたちは 

「本来の自分」に還っていけるのだと 

私は考えます

ていねいな暮らしをデザインする

五感を満たす暮らしへと導き、健康美あふれる人をふやし“ツナグ”

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