大根足の私は、七草より 蘿蔔(すずしろ)を使い倒す♪ 最終章

お腹の調子を整えたいとき。 少し疲れが溜まっているな、と感じたとき。私には、迷わず思い浮かぶものがあります。 それが「大根」です。 特別な食材ではないけれど、 困ったときに、必ずそばにいてくれる存在。 私にとっては、まさに“救世主”。 


つくり方は、とてもシンプル 

昆布だしと、鰹節、サバ節。 時間のあるときは、出汁からていねいにとります。 大根は半月切り。 皮はむくけれど、面取りはしません。 煮崩れしたっていい。 それも愛嬌。 それに、削り落とすのは、なんだかもったいない。 味付けは、 常備している みりん、日本酒、薄口しょうゆ、そして塩。 もしあれば、 仕上げに柚子の皮を少し。 それだけで、香りがふっと立ち上がります。 


葉っぱまで、まるごと使う

大根の葉は、絶対に捨てません。 刻んで塩もみして、 同じ出汁と、柚子の果汁と果皮を合わせれば、 箸休めが一品できあがり。 大きな葉は、味噌汁へ。 大根の葉は、実はとても栄養が豊富。 だからこそ、まるごといただきたい。 今の環境では、 ご近所さんから新鮮な大根をいただくことも多く、 ありがたく、丸ごと使い切ります。 新鮮なうちに一気に調理すれば、 保存もきいて、心にも余裕が生まれる。 旬のものを、余さずいただく。 「真土不二」「一物全体」。 これって、 そのままアーユルヴェーダの思想でもあるなぁ、と思うのです。 


大根は、日本人の身体にやさしい 

日本人の食養生という視点でも、 大根はとても相性のいい野菜。 冬野菜が出回る季節、 湯気をいっぱい浴びながらいただく大根煮は、 乾燥しがちな肌や喉などの粘膜を、やさしく潤してくれます。 根の部分は、身体を温める。 葉は、そのままだと少し冷えるけれど、 塩を使うことで、その性質は中和されます。 味噌との相性も抜群なので、 風呂吹き大根もおすすめ。 


もうひとつの、大根の養生 

胃腸をしっかり休ませたいときは、 ジアスターゼたっぷりの大根おろし。 おろし汁に、ひとつまみの塩を入れて、 白湯で割って飲む。 これが、私の定番のアグニケアです。 

青首の部分は、大根おろしに。 …最高かよ、って思います。 派手じゃないけれど、 確実に、身体に届く。 大根煮は、 そんな「静かな養生」の代表選手。 今日の食卓に、 もし迷ったら。 まずは、大根を一本。 そこから始めてみるのも、悪くないですよ。

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