自然の波に身をゆだねて ― ゆいか流ととのう暮らしのヒント
私たち人間は考えることに長けた存在です
そのため日常では「思考」に偏り
頭が常に働いている状態が続きがちです
一方で自然界にはそれぞれ異なる「波のリズム」が流れています
動物はアルファ波の世界
感覚を大切にし自然の流れに沿って暮らす
植物はシータ波の世界
ゆっくりと芽吹き季節に合わせて育ち静かな時を刻む
鉱物や大地はデルタ波の世界
ほとんど動かず、悠久の時間を生きる安定感をもつ
それぞれ違うリズムを奏でながら自然界はひとつの調和を保っています
人もまた自然にチャンネルを合わせる
人はどうしても思考の波(ベータ波)に偏りがちになるそうです
だからこそ、ときには自然の波に意識を合わせることが大切なのです
森を歩き、木々の静かな呼吸に耳を澄ます
動物やペットと触れ合い素直な感覚に心をゆだねる
石や土を手にとり大地の深い安定感を感じる
こんなことで??とお思いでしょうが
不思議と自然のリズムに触れることで頭の緊張がほぐれ
心と身体がすうっと整っていきます
「場を整える」という日々の実践
自然に親しむことは特別な場所に行かなくてもできます
身近な暮らしの中でできる小さな工夫が十分に心を整えてくれますよ
部屋を掃き清める
→ 空間が澄み、気持ちも軽やかになる
季節の花を一輪飾る
→ その時季ならではのリズムに触れる
土に触れる
→ 大地の落ち着きを自分の中に取り入れる
こうした「場の手入れ」が
自然のリズムと人をつなぐ架け橋になると思うのです
自然は常に、静かに、揺るぎなく存在しています
その波に時折チャンネルを合わせることで
人は思考の世界から解放され調和を取り戻します
自然とともに生きることは特別なことではなく
日々の中でできる”ととのえの習慣”
小さな一歩から
自然に寄り添う時間を重ねてみませんか
本日もお読みいただきありがとうございます
あなたにとって心地よい一日になりますように
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